こんにちは。インターグの Momoko です。
最近、社内で朝の時間を活用して学ぶ取り組みが少しずつ増えてきました。
今回はその一つとして、“承認”をテーマにした勉強会「承認塾」を開催しました。
「互いに承認し合おう」——言葉を行動へつなぐために
インターグのCREDO(行動指針)のひとつに「互いに承認し合おう」があります。
誰しもがその人にしかない個性や強み、根本関心がある。
私たちは、それを最大限開発する。
互いの違いを認め、承認し合う。
そして、それぞれの個を持ち寄り統合することで、
1人ではできない大きなことを実現する。
「承認」とは、相手をそのまま受け入れ、認め、伝えることです。
何を受け入れ、認め、伝えるかと言うと、例えば、相手の存在・意識・行動・プロセス・結果などです。

ただ、日々を過ごす中で、相手を承認し続けることは決して簡単ではありません。
そこで今回、改めて「承認とは何か?なぜするのか?」を見つめ直すきっかけとして、
当社Culture Design & Promotion室(以下CDP室)による「承認塾」が企画されました。

企画のプロデュースを行なったのは、CDP室の大川さん。
社内で組織開発を担当する立場として、「いかにして社のCREDOを薄めずに浸透できるか」を考えていました。
また今期のCDP室は、働きがい向上を目標に掲げ、
「どうすればメンバーが貢献実感や成長実感を感じられるか」という問いにも向き合ってきました。
その中で、
- セミナー形式の企画を行い、登壇者が自身の経験や知見を言葉にすることで、「誰かの役に立てた」という手応えを得られるのではないか
- 受講者も、登壇者から新たな視点や気づきを得つつ、実践のきっかけを作ることによって「新たな成長」を見出せるのではないか
- CREDOを題材にしたセミナーを行えば、メンバーへのCREDO浸透にも寄与できるのではないか
という考えが重なり、この企画が実現したそうです。
代表・那須さんによる“承認”の実践共有
当日は代表の那須さんが登壇し、「承認とは何か?」について紹介した後、承認と称賛の違いなどにも触れました。
またこれまでの実体験を交えながら、どのように日々のコミュニケーションに落とし込むかといった、具体的な視点が語られました。
一通りのコンテンツを終えた後に質疑応答の時間も設け、承認に関する理解を深めていきました。
実践から見えてきたもの
後半は、参加者同士で承認の言葉をかけ合うロールプレイングを行いました。
「どんな言葉を、どんな場面で、どのように伝えるか」。
実際に声に出してみることで“承認の効果”を体感する時間となりました。
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参加者・登壇者、それぞれの気づき
実施後のアンケートでは、参加者からは
- 「挨拶や名前を呼ぶなど簡単にできそうなことだったが、普段の業務では意識的にできていなかったので、すぐに実践してみようと思った」
- 「社内・社外問わず相手を承認することで、より良い関係を構築することができ、そこから予期せぬことに発展することもあるため、『承認=チャンス』でもあるなと感じた」
- 「フィードバックするにも承認が土台であるということを学んだ」
といった声がありました。
また、登壇した那須さんからも
「承認に対する、メンバーの理解の程度や、実施に対する温度感を知る良い機会となった」
「参加者の反応から、メンバーの役に立てたという貢献実感を持てた」
というコメントがあり、伝える側・受け取る側の双方にとって意味のある時間だったことが伝わってきました。
「承認」が自然に飛び交う職場であるために
改めて「承認」は、相手をそのまま受け入れ、認め、伝えることであり、
日々のちょっとした声かけの中に埋め込めるものです。
今回のような機会をきっかけに、日常のなかで自然に承認が交わされる状態を、少しずつ育んでいけたらと思います。
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