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【後編】TOKYO PRO Market上場当日の流れ

【後編】TOKYO PRO Market上場当日の流れ
目次

2024年11月、インターグは東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しました。

前編では上場するまでの1年8カ月の道のりを書きましたが、この後編では、気になる上場日当日の流れをまとめてみました。

これから上場を控えている企業の皆様に、何かの参考になれば幸いです.。

10:00 出社

インターグの上場セレモニーの開始時間は14:00だったので、午前中はいつも通り出社して業務にあたりました。

上場日当日の対応としては、以下のようなものがあります。

  • IRページに以下を公開する
    • 東京証券取引所TOKYO PRO Market上場に伴う当社決算情報等のお知らせ
    • 流動性プロバイダーの指定のお知らせ
    • 新規上場のお知らせ

  • 報道機関への投げ込み資料封入

11:00 東京証券取引所近辺(日本橋)へ移動・KABUTO ONEで撮影

KABUTO ONE集合写真
KABUTO ONEでの集合写真

東証に入れるのはセレモニー開始30分前からですが、上場日当日は、東証近くのKABUTO ONEというビルで上場銘柄のデジタルサイネージを出していただけるので、先にそちらに向かって集合写真を撮りました。

このディスプレイは普段はマーケット情報を映しているため、上場銘柄のサイネージは1日3回、株式市場の動きがお休みになる下記の時間帯に見ることができます。

  • 8:00〜9:00
  • 11:30〜12:30
  • 16:00〜17:00

インターグの上場セレモニーは14:00開始だったので、11:30にKABUTO ONEで集合写真を撮った後、昼休憩を挟んで13:40に東証に再集合することにしました。

13:40 東京証券取引所ロビーで集合

セレモニー開始時刻の30分前から東証に入ることができます。

セレモニー参加者20名+見学者30名の合計最大50名まで入場することができたため※、インターグは、社員だけでなくご家族やお世話になった取引先の方などにもお声掛けしました。

カメラマンやメディアの方には、この50名の枠外で数名お越しいただけます。

ただし、数日前までに東証に名簿を提出しておく必要があるため、名簿にない方の入場はできません。


ロビーに集合した後、東証の方のご案内で入館バッジをお渡ししていきます。このとき、全員の顔と名前がわかる社員が配るようにするとスムーズです。

※2024年11月時点の情報です。人数は今後社会状況等により変更される可能性もございます。

14:00 上場セレモニー開始

上場セレモニー入場
上場セレモニー入場

ニュースで見たことがある、このエスカレーターからの入場です。見学者は2Fの回廊から見ることになるので、エスカレーターから見学組の社員に手を降ったりしていますね。ちなみにインターグでは、社員全員はセレモニーに入りきらなかったため、くじ引きでセレモニー参加か見学かを決めました。

セレモニー参加者はここでコサージュを受け取り、準備が整ったらセレモニー開始です。


はじめに司会の方から会社についての簡単な紹介があり、VTRで代表のコメントが流れます。大きなディスプレイに会社名が映ると「本当に上場したんだな」という実感が湧いてきて、少し圧倒される感じがしました。

そして「上場通知書」の交付を受けます。こちらも背筋が伸びる思いです。

上場通知書の交付
上場通知書の交付

その後は、あの「鐘を鳴らす」イベントです。上場セレモニーでは、五穀豊穣の意味を込めて5回鐘を鳴らすのだそうです。このとき、良い音が鳴りやすい部位を司会の方から説明していただけます(笑)

1打あたり2人まで・合計5回まで鳴らせるということだったので、社長と役員、上場プロジェクトに中心的に携わったメンバーで打鐘しました。

このときの小槌は、社名を刻印したものを東証からいただけるのですが、今後グロースやプライムなど他の市場に上場するときも同じ小槌を使うのだそうです。大事にとっておかないといけないですね。

打鐘
打鐘

セレモニーが終わった後は、自由撮影の時間があります。5分程度の非常に短い時間なので、てきぱきと行動しなければなりません!

パネルを持って集合写真を撮ったり、何人かで集まって撮ったりと、自由に撮影しました(Wantedlyでは写真をさらにたくさん掲載しているので、よければ併せてご覧ください)。

集合写真
集合写真
チッカー前
普段マーケット情報が流れているチッカー前で

14:40 解散

セレモニー終了後は、速やかに東証から退出します。見学に来てくださった社外の方やご家族に挨拶をしつつ、解散しました。

夜は社内で祝賀会を予定していたので、それまではオフィスに戻って業務を再開しました。

オフィスに戻った時は、ほっとひと安心したのを覚えています。

まとめ

上場日の一日の流れでした。初めてのことで慌てたりもしながら、一生忘れられない一日になったなと感じます。

上場がゴールではないので、ここから先の景色を見に行くためにも、全員で力を合わせてまいります。

※本稿の写真は、Taka Onodera(Instagram:https://www.instagram.com/takaphotostudio/)さんに撮影いただきました。ありがとうございました!

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